こんにちは!長野市美容院のローロです。男性の皆様、特に3〜40代の方、美容室に行くか、理容室に行くか?迷ったことありませんか?男性のカットのタイミングで『たまには雰囲気変えたいな?』なんて考えることもあるはずです。いつも行っているところで何となく済ませる方も多いかと思いますが。
そもそも自分の行っている所が美容院なのか床屋なのかわからない方も多いと思います。一応ここでは出来るだけわかりやすく床屋と美容院の違いをご説明します。
最近うちの旦那が流行りの髪型にしたいって言ってきたけど思うようにいかなかったって嘆いていたわ、確かに何か違う感じしたな。
美容院と理容室の違いって利用者にとってはわかりにくいのも原因です、希望のスタイルも美容院と理容室で違うので参考にしてみて下さい。
あなたはどっちがいいか、判断できるようにご説明していていきます!
まずは一言でいうと結果はこちら!!↓
短髪(刈り上げは)床屋、パーマカラーは美容院!!
言葉だけではイメージが付きにくいと思いますので、またまたゆるーいイメージ画を用意いたしました!!
参考にしてください。
いきなりでしたがはっきりしたスタイルで。上が床屋、下が美容院スタイルです!顔は一緒、そして共にワイルドですけど全然印象違うと思います。
床屋の一番の特徴は刈り上げの技術!!
そして美容院の仕事はパーマやカラー!!
だから、『短髪は床屋』『パーマは美容院』をオススメ致します。
ここに大きな違いがあるので参考にと思って載せてみました!。ただこれだけじゃ床屋か美容院どちらを選ぶか迷いますよね!!だからもう少し詳しくお話ししていきます。
最後まで読んで頂けたら自分が通っているお店があなたに合っているかどうか、見直してみるきっかけになると思います(#^^#)イラストは刈り上げの範囲に注目してみてください
美容院、理容室のスタイルの違い
上が理容室スタイル。したが美容院スタイル。共に『フェードカット』ともいわれている、いわゆる刈り上げのスタイル。しかし、下のイラストは美容院スタイルを分かりやすくするためトップがパーマがかかっています。
そして細かな特徴として上のイラストが、刈り上げ部分()色の薄い部分の範囲が広く下の方が狭くなっております、耳から上の色を見分けると分かりやすいと思います、下のイラストで〇のついている部分に注目してみてください
この部分の違いが美容院と理容室の違いです。しかしまだわかりにくいのでもう一枚イラストで解説していきます。
これもわかりにくいですが、本職の方が見たら(特に理容室の方)下の画像は気になってさらに切り込みたくなるスタイルです。
先ほどもお話ししたようにいわゆる刈り上げスタイルが得意な理容師職人は似たようなヘアスタイルを切る時も、上のようにスッキリしたスタイルを好みます。しかし美容師のカットは雰囲気づくりに重点を置いている方も多いので下のイラストのように甘く、残すカットスタイルも得意としております。
どういうことかと言うと、もう一枚赤〇の部分が理容師と美容師の目線の違いです
理容師(上のイラスト)は耳回りや後ろのスッキリ感を出すために切り込みます、そしてそれが上手です。
美容師は(下のイラスト)はショートスタイルでも残す所は残して柔らかさを出すカットが上手です。それぞれの違い少しわかっていただけたでしょうか?
旦那の髪型何とかしたいけど、
ん~もうちょっとなんかいい情報無い?
まだまだありますよ!!続きをご覧ください
美容院の秀でている所、理容室の秀でてる所
まずは美容院の特徴、その特徴に『ピン!』と来る方は美容院の方がいいお店に出会いやすい
・パーマやカラーをしたい方は比較的に美容院の方がオスス。
その理由は経験の量です、一概には言えませんが経験上、床屋の主な仕事はカットやシェービングなどです。それに比べ美容院は全国平均で低くみても4割近くはカットとカラー・パーマなどを一緒にやるお客様が多く、薬剤選定の経験を含め日常的に経験しております。
ヘアカラー、白髪を染めたい。隠したい、トップにボリュームだすためパーマをかけたい、なんて方は美容院がオススメ。
・やわらかい、まとまるヘアスタイルより、寝ぐせついても
遊びがあるスタイルが好き
その理由は美容師のカットの特徴としてある程度ベースを崩しながら切り込むため。
ヘアスタイルの動きはある程度軽さを出さないと出ません、そしてカットラインと言って切り口に多少ばらつきがあった方が出やすいのです。
あれは毛先の長さをバラバラにさせるだけではなく、髪の毛の動きを出すために必要な技術でもあります!!カットする側の判断にもよりますが主に美容師の方が多用するスタイルが多いです。
理容師や美容師、共に使う技法ですがハサミをタテにチョキチョキしているの見たことありませんか?
あるある!!あれってそういう目的もあるんだ!
因みに仕上がりは別として感覚的にハサミを真横に『バツっ』と入れられたくない方はスタイルとしては美容院の方が合います。
・角がないスタイル、やわらかい雰囲気を出したい方
先ほどの続きにもなりますが、ここで美容院のカットと理容室のカット大きな違いを大きく例えると
- 美容院は〇(丸)のカット
- 理容室は☐(四角)のカット
男性のスタイルで例えるなら
ビートルズのようなマッシュルームカットが美容室
高倉健のような角刈りが理容室。
丸と四角の違いはそんな感じ。サイドや後頭部。耳回りの毛を程よく残したい方は美容師のカットの方がしっくりくると思います。
次に理容室の特徴、その特徴『ピン』と来る方は理容室の方が良いお店に出会いやすいです。
・刈り上げラインをきれいに見せたい
美容師の刈り上げカットの技術と理容師の刈り上げ技術は並べてみると結構違いがあります。使っている道具や常備している道具が多少違ったり見せ方が違いますがその頻度も全然違います。絶対ではないですがキチっとしたスタイルにしたい方は床屋がオススメです。
・顔そり。ひげを整えたい。
これはやはり床屋の特徴『顔そり』ですね。美容師が剃刀はお客様の顔に当てるのが法律違反になります。ですのでやれません、できるのは床屋だけ。技術の高い顔そりは翌日も髭剃りがいらないんじゃないかってくらいしっかり剃ってくれます。
これ気持ちいです!髭剃りやった事無い方、一度試してみてください
・動きよりまとまりのあるスタイルにしたい
7:3のスタイルとかオールバックスタイル、リーゼント、ポンパドールなど。前髪を下ろさないワイルドな感じ、毛先がまとまってるクラシカルなスタイルが床屋さんの得意なスタイルです。柔らかさよりはカチッとしたスタイルが特徴です。
美容室の秀でてる所でもお話しした四角の雰囲気です。
美容院と理容室の違いを説明すると
これは法律のお話しにもなりますが
- 理容室はカットやシェービングをして、身なりを整える所。
- 美容院はパーマやカラー、化粧を通じて身なりを美しくするところ、それに伴ったカットはしてもいい場所。
カットをする条件が違うので知っておいてください。
選ぶ基準、これも気を付けて!
大体の床屋と美容院の違いがわかったところで今度は働く側の人間の話です。
お客として行く場合どんなスタッフがカットしてくれるのかも、気になると思います。例えばどんな系統のスタイルが得意とか、切る側(スタッフ)の好みも知れると分かりやすいですが、正直そこまで調べ切る努力はしたくない。探したくないですよね。
大体でいいので近い年齢のスタッフに切ってもらえたほうが感覚も共感できやすいので参考にしてください、
ここで問題が1つ美容師・理容師の平均年齢の問題です。
美容師は大体平均年齢が30歳弱。これは10年前も同じくらいでした、10年たっても変わってないということは基本的に働き手が入れ替わっていく事が多いので自分が40代の時に年齢が近いスタッフやお店を探すのが少し大変になるかと思います。
理容師は逆で今は65歳位。10年で数歳上がったみたいです。平均年齢でなく中央値とも同じくらいです。ですので年齢が近いお店を探すのが少し大変ですね。
まとめ
美容院を選んで失敗が少ない方はパーマやカラーをする方、丸いシルエットのスタイルが好きな方、極端に短くしたくない方。など
理容室(床屋)を選んで失敗が少ない方は、カチッとしたスタイルが好み。髭剃りまでやってもらいたい。できるだけ短いスタイルが好き。
こんな感じで判断してみるといいかと思います。
また長い説明でしたがある程度、美容師と理容師の違い、そしてスタイルの違いが感じて頂けたら。お店を選ぶ基準も変わってくるかと思います。以上参考にしていただけたらありがたいです。
次回更新も楽しみにしていてください。